ランニング

2024大阪ハーフマラソン参加記


先日、2024大阪ハーフマラソンに参加してきました。

公式タイム(号砲~フィニッシュ)は、1:40:46。手元の時計(スタートライン通過~フィニッシュ)では、1:36:57でした。順位は、速報値ですが2166/4280。半分よりは上でした。

ランニングを始めた当初の目標は、足切りされずに完走。その意味では、十分すぎるほど目標達成です。

以下、備忘録を兼ねた本番当日の記録。準備を含めた4ヶ月のランニングの記録は、別途記事を作成しようと思っています。

受付~準備

参加受付 9:30~10:50

荷物預け 10:00~11:05

整列   11:00~11:30

スタート 12:00

当日は、上記のスケジュールでした。早く着いても寒いだけなので、10時頃に大阪城公園着。参加賞とゼッケンを受け取ってウェアに取り付けるのと、フィニッシュ後の着替えを袋に入れて預ける点は、自転車のヒルクライムレースとまったく同じ流れです。

違うのは、スタート時の気温です。当日、1月下旬にしては幸いにも暖かく風も穏やか。とはいえ、1月下旬の屋外です。ランニングの格好で1時間以上外でじっと待っているのは、寒い。

マラソン界隈では、参加賞にゴミ袋サイズのポリ袋が含まれており、それをスタートまでの防寒着に使うようです(スタート直前に、大会側で回収してくれる)。

ただ、加齢の影響か年々寒さへの耐性が落ちている筆者は、Rapha ブルベフライウェイトジャケットをスタートの直前まで羽織り、競技中はパンツの腰ポケットに入れて走る事にしました。袖があってピッタリフィットするので、ポリ袋と比べたら保温力は段違いです。

畳めば相当に小さくなりますし、重量もしれています。初マラソンで勝手も分からなかったので、スタートまでの快適性を優先しました。これは、良い選択だったように思います。

失敗したのはトイレ。荷物預け後にトイレの列に並びましたが、大渋滞。筆者はA~FのFブロックスタートだったのですが、Fブロックの中でも後ろ1/3くらいからの整列になってしまいました。自分の走力(目標タイム1:45:00くらい)を考えれば大した問題では無いと思っていましたが、スタート直後は渋滞でペースが遅く、まともに走れませんでした。

アップについて。自転車のヒルクライムレースではウォームアップをしますが、今回は一切無し。アップしたところでその後の待機時間が長すぎるので、無意味と判断しました。

参加装備

上:ランニング専用のウェアを持っていないので、自転車用のジャージ

下:タイツとミズノのランニング用パンツ。

シューズ:最初に購入したアディゼロを使いました。非常に悩んだので、これは別記事で細かく言及したいと思います。

なお、土地柄でしょうかセレッソ大阪のユニフォームを着た方が大勢いらっしゃいました。その他、ガンバ大阪とヴィッセル神戸のユニフォームの方も見かけました。宗教上、あれらのユニフォームを見ると「あの人たちには絶対勝つぞ!」という謎の対抗心が芽生えます。逆に?阪神タイガースユニフォームは、殆ど見かけませんでした。(なお筆者は、野球は特にどこのファンでもありません)

補給は、ウイダーinゼリーを一つ、ポケットに入れておきました。

スタート~フィニッシュ

12:00に号砲。ただ、Fブロック後方が動き始めたのは1分後くらい。その後3分間ほど進んだり止まったりを繰り返しながら、スタートラインを通過。

スタートラインを通過しても、速度は安定しません。というか遅い。朝練のウォームアップでも、もうちょっと早く走るぞというペースでした。フィニッシュ後データを確認したところ、最初の1kmは5’15も掛かっていたようです。1km毎の区間タイムは、最初の1kmが最も遅いタイムでした。このタイムでも完走は出来るので、仕方ありませんが。

その後も、道幅いっぱい使いながら人の間を縫うように走る時間が続きます。隙間を見つけてその前に入る事しか考えていなかったので、○km通過の看板も分からなければ、ペースもよく分からず。5kmほど走って最初の給水地点を越えると、やっと真っ直ぐ走れるようになりました。

渋滞を抜けてからは、自分の実力である4’30/km前後のペースで走って行きます。この辺りからは物理的に周囲を見る余裕が出てきたので、大阪市内の公道をマラソンで走っているんだという実感が持てるようになりました。

以降、ひたすら個人TTですので特筆するような展開は無し。ランニングを始めて以降、1日に21km走るトレーニングは3回やっていますが、いずれも15km過ぎ以降にペースがガクっと落ちてしまっていました。

ただ、今回は大会本番パワーを発揮しペースを守っていきます。寧ろ残り3kmを切ってからは、4’20/kmまでペースアップ出来ました。この直前辺りで速い人に抜かれて、その人に食らいつけたのが幸いしました。

長居公園を1周し、最後はヤンマースタジアムの陸上トラックを3/4周してフィニッシュ。普段はスタンドから赤い(否ピンク)ユニフォームを着てこのピッチを見ているのですが、自分が走っているのは変な感じ。

フィニッシュしてタオルを受け取ると、終わったなーという実感が湧いてきました。走っている途中は勿論キツいのですが、いざフィニッシュすると、「あっという間に終わった」ような気がします。

 

 

大会に参加して良かったか?

良かったです。

11分も掛けてたった2kmしか走れなかった所から、4ヶ月後には21kmをフルマラソンサブ3.5以上のペースで完走出来ました。そこは単純に嬉しく思います。

大都市の道路を封鎖して、最後はスタジアムとトラックでフィニッシュするというイベント感も非常に良かったです。個人的には、自宅からのアクセスも良好でした。

次回ですが、大阪・神戸・京都いずれかのフルマラソンにチャレンジしてみたくなりました。来冬になってしまいますが、そこでのサブ4を目標にランニングはトレーニングをしようと思います。

なお、詳細は「ランニングを4ヶ月やってみて分かったこと(仮)」として後日別記事を作成予定ですが、ヒルクライムレースとマラソン・ハーフマラソンは別競技だと感じました。

肌感覚として、

  • ヒルクライムのトレーニングが生かせるのはハーフマラソンまで。フルマラソンにはあまり効果が無い。
  • 逆に、フルマラソンを目指すトレーニングは、ヒルクライムには全くといって良いほど効果が無いだろう。

自転車ヒルクライムレースとマラソンは、種目の違い以上に競技時間と強度が異なるというのが個人的な印象です。

まとめ

生活環境の変化に伴い腰掛け程度のつもりで始めたランニングですが、思ったより楽しくなってしまいました。

自転車に乗りたい気持ちは山々なのですが、休日に数時間のまとまった自由時間を貰えるのは、まだまだ先になりそうです。

Zのアプリはそろそろ再開するかもしれませんが、5月の連休くらいまではランニング中心の生活になる(ならざるを得ない)かもしれません。


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