emonda レース

Mt.富士ヒルクライム2022 1:05:16


Mt.富士ヒルクライム、通称富士ヒルに参加しました。タイムは、1時間5分16秒。目標だったゴールドリングには、17秒届きませんでした。
以下、前日~当日の記録と、それまでの準備・反省や感想など。

読まれた方に、なにか参考になる部分があれば幸いです。

レース前日

朝4時に自宅を出発、9時過ぎに富士急ハイランド着。今回はコースの試走をしたかったので、早めに現地入りしました。自転車を準備して、L2~L3ペースでコースを確認します。試走は、下山を考えてスペシャリッシマディスクで。今回の遠征は、レース用のエモンダと2台体制です。

予習では、序盤4kmと19km地点の斜度がキツい事を把握していました。ただ、実際に走ってみると、道幅が広くコーナーのRも大きいため、感覚的にはその区間も急勾配という印象はありませんでした。それでも、ギアはしっかり50×30のアウターローになっており、体感と実際の勾配にはギャップがありそうです。

「この区間は、エモンダであればインナー入るなぁ」等と考えつつ、山頂まで登坂。(なおエモンダは「フロント52-36、リア11-28」。スペシャリッシマディスクは、「同50-34、11-30」)。タイムは、料金所スタートで1時間19分でした。

5合目では、土産物を物色。レース当日も店は開いているとの事だったので、レース後に買う品を見定めておきました。一応ミュゼットは持って登ってきましたが、明日の下山時はリュックを背負っています。ムリにいま買う必要もありません。

義理実家用も含めて、多めにゲットしました。

山頂は小雨でしたが、2kmも下ると雨は止みました。ところが、2合目くらいまで下山すると突然土砂降りに。そんなコンディションでも、スペシャリッシマディスクの制動力はほぼ不変。ディスクブレーキ車様々です。

クルマに戻り、着替えてバスで受け付けへ。カンパとサンボルトのブースでは、知り合いにご挨拶をしつつ。また、ビオレーサーのブースでは、所属させて貰っているEMU Speed Clubのえーぞうさん・明日一緒に走るにんにんさんにお会いし、「初めまして」のご挨拶が出来ました。

なお今回、EMU Speed Clubのゴールドリングを目指すメンバーで、トレインを結成する予定にしておりました。その関係で、えーぞうさんから「明日朝は、クルマを皆が泊まっている宿に移動させて、一緒にアップ~スタートまで動いて貰って大丈夫です」と、有り難いお話を頂きました。
お陰様で、当日は段取りよくスタートを迎える事が出来ました。本当にありがとうございました。

ブースでは、「Hyperice」のマッサージガンが気になりました。身体にどの程度メリットがあるのかは分かりませんが、とりあえず凄く気持ち良かったです。1つ欲しくなりました。

受付と下山荷物預け後は、宿に入ってまず風呂。身体を温めた後、エモンダの最終調整。試走の感覚や下山を考慮するとスペシャリッシマディスクでも良いかな?とも思いましたが、こういう所でブレると大抵ロクな事がありません。最初の予定通り、エモンダでいきます(理由はこちらより)。

ただ、レースは雨の可能性が高いと判断し、チェーンオイルは雨用に差し替えました。

機材

  • フレーム TREK Emonda 2018
  • メインコンポ Sram etap11s
  • ホイール Roval CLX50
  • タイヤ Michelin Power Cup
  • チューブ Maxxis Fly Weight
  • パワーメーター Assioma Duo

レース当日

レース前

4時前に起床する予定でしたが、3時過ぎに目が覚めました。感覚的にはスッキリしていたので、二度寝せずに朝風呂で身体を完全に目覚めさせることに。

4時過ぎ、土砂降りの中えーぞうさん達が宿泊する宿の駐車場へ向かいます。
朝食は、車内でチョコチップスナックパン4本と串団子を2本。その他、セブンイレブンのホットカフェラテLサイズと、200mgのカフェイン錠・βアラニンの粉を4g摂取。後述しますが、今後は足攣り対策としてバナナも食べようかと思います。

4時半過ぎ、雨がほぼ止みました。その後も大きく降る予報は無かったので、スポーツバルムのレッドだけを全身に塗り、レインジェル(ただのワセリン)は省略。

5時過ぎから、ローラー台でアップを開始。15分程度軽く脚を回し、5分FTP走。5分レスト後、L5で30:30を5本で〆。パワー値に対して、主観的運動強度は低く感じました。100%のベストかは分かりませんでしたが、調子は良さそうです。65分切りという目標、達成率は当初5分5分と考えていましたが、この時点では「6:4 or 7:3くらいで達成できるか?」と思いました。

6時過ぎ、検温&スタート地点へ移動。

第3ウェーブは6:45~順次スタートという事でしたが、検温・検温を済ませてスタートする人が既に大行列になっていました。あの感じ、どう考えても10分やそこらで出来た列ではありません。先頭は、何時から並んでいたんだ…。定刻になり、ローテの順番などを最終確認しながら計測地点へ移動開始。

レーススタート

計測地点を1列棒状で通過し、スタート。
スタート後は、ゴールド達成に必要なペースで走行。先頭の人が、およそ4.8~9倍で牽いていきます。なお、当日朝に「初めまして」のメンバーでトレインを結成したのですが、終始ケチのつけようが無いローテだったと思います。先頭からの落ち方・先頭を入れ替わった人ペース作り・平坦区間に入る前の声掛けetc、全員最高でした。実際、63:30のペース表に対して3合目を超えた15km地点まで、目標に対してほぼイコールのタイムで走行していました。

ただ個人的には、3合目を超えた辺りから脚に微妙な違和感がありました。端的に言えば、左膝の上内側と両ふくらはぎ・左モモの裏がゴール前迄に攣るのではないか?と感じていました。いつも通り走っていたつもりですが、知らず知らずの内に力が入っていたのかもしれません。気温も低く、汗で塩分が流出した感覚も無かったので、脱水では無いと思うのですが。原因は、正直分かりません。

そして、こういう嫌な予想は現実に。17km地点、大きく左へ180℃ターンして北進になる手前で脚が完全に攣ってしまい、数秒ペダリングが出来なくなってしまいました。残念ながら、私はここで集団から脱落。幸い痙攣は数秒で収まり、集団を目視できる位置で追走します。ただ、一度完全に攣ってしまった脚は綺麗に回りませんし、一度遅れた集団に対して一人で追いつく脚はありません。

それでも、ここまで63:30のペースで走ってきているので、ゴールドリングまでは1分29秒の貯金があります。この貯金をなるべく減らさないよう、兎に角ペースを刻む事だけに気持ちを切り替えました。

脚を攣ってからは、ペースを守ることに必死で殆ど記憶も無く。曖昧な記憶ですが、20km地点の山岳スプリット区間では、目標の63:30ペースに対して1分程度遅れていた筈です。ただ、逆に言えば20km地点の最後の難所をゴールドペースで乗り切ったので、諦めなければ間に合うとも思っていました。

ただ、数年前の土砂崩れによって新設された?クランク区間を越え、フィニッシュラインが見えた最後の直登区間の途中で、無情にもガーミンのラップタイムは65分を経過。Zwiftラジオタワーの、踏んでも踏んでもゴールが近づいてこないあの感覚を、まさか実世界でも味わうことになるとは…

手元で、65分18秒でした。なお、夕方発表された正式なリザルトは、65分16秒。30~34歳の部で8位でした。

ゴール後、一緒にトレインを回したメンバーにダメだったことをお伝え。先行したメンバーは、無事65分切りを達成出来たとの事。本当におめでとうございます!

反省点

「もし来年、再度ゴールドリングに挑戦するならば」という前提で考えてみます。

練習について

練習不足とそれに伴う実力不足。これに尽きると思います。もう少し具体的に言うと、「富士スバルラインを65分登り続ける練習と実力」が足りなかったと思います。

5分と20分パワーは、全盛期の94%くらいまで戻す事ができました。ただ、長時間出力を出し続ける練習はしていませんでした。実際、当日を除いた今シーズンの60分Maxパワーは、1月に記録した4.25w/kgです。それ以降、60分走はやっていません。むしろ、ゴールドペースに必要な5倍弱の強度に身体を慣らすため、それより更に少し高い強度でのペース走・インターバル走を優先して取り組んでいました。

脚質的に、一定の出力であれば突然ガクっと垂れるタイプではないので、そのような練習はやらなくても大丈夫だろうという慢心があったと思います。20分の強度を上げていけば60分も自ずと上がる予定でしたが、そううまくはいかないと思い知らされました。

トレーニングの総量については、絶対的に不足しているとは感じませんでした。CTLについて、高いに越したことは無いと思います。ただ、この値を70・80と追求していけば良いのか?というと、そうでも無いと思います。

来年に向けて改善するのであれば、「閾値下で60分出力を維持するトレーニング」を、少なくとも春先まではメニューに組み込んでいこうと思います。
目標とするレースの運動時間が65分であれば、65分全体の強度を底上げする必要があります。いくら35分強くても、残り30分で集団から遅れてしまっては意味がありません。富士ヒルに於いては、最低でも集団にぶら下がり続ける脚力が必要です。

今回、ここを甘く見積もったのが、目標に届かなかった最大の失敗だと思っています。

コンディション調整は、うまくいったと思います。レース中の平均出力は、65分で261w。FTP(但し、20分走×0.95の仮値)が281wですので、93%弱です。高地補正を考慮すれば、実力は出し切ったかと。だからこそ、そもそも単に実力不足だったのだと思います。

練習以外の準備について

前日の試走は、大失敗だとは思いませんでした。「前日の試走が無ければゴールド獲れたな」とは思っていません。むしろコースの記憶が鮮明になったため、試走そのものはポジティブに働いたと認識しています。

ただ、今回は土曜の午後から雨の予報だった関係で、移動と試走を12時過ぎには終わらせる必要がありました。(結果的には、それでも降られてしまいましたが)その為、土曜日も必要以上の早起きを強いられ、週末全体の睡眠時間がやや犠牲になってしまいました。

理想を言えば、試走は事前に済ます。前日は、移動と脚を廻す程度の運動に留めるのが良いと思います。

足攣り対策について

「息が苦しくなって集団から脱落」はあり得ると思っていましたが、「脚を攣って脱落」は想像していませんでした。

今回、アップ中はスポーツドリンクを飲んでいましたが、レース中は水を飲んでいました。ただ、飲むといっても実際には乾いた口の中を湿らす程度。当日、気温が低かったこともあり、一口飲んだだけです。

脚を攣って集団から脱落した以上、それに対する対策を取るべきだとは思います。ただ、その対策は「○○を飲む」というよりは、「その強度で運動しても攣らない脚をつくる」のが大事のではないか?と考えています。冬の時期の基礎練、これが足りていませんでした。

「それでも何か改善する」というのであれば、次のレースは朝食にバナナを追加し、このような薬も試してみようとは思います。また、レース中のドリンクは塩分・糖分入りの物に替えようと思います。

ただ、それで脚を攣らなかったとして、「これを飲んだから攣らなかった」といえるのか分からないのが、悩ましいところです。

まとめ

気は早いですが、来年の2023年大会、再度ゴールドリングを目指してみたいと思います。上述したとおり、実力は出し切った筈なのでスッキリはしています。ただ、やっぱり17秒足りなかったのは悔しい。

なお、富士ヒルは今回初めて参加しましたが、前日のブースや事前のZwiftと連携したイベントを含めて、「イベント感」を楽しむことが出来ました。

次回の自転車レースは、9/11(日)に大台ヶ原 or 志賀高原ヒルクライムの参加を検討しています。どちらに参加するにせよ、1週間程度休んでトレーニングを再開したいと思います。

最後に、一緒にトレインを組んでくれた皆様・私をEMU Speed Clubに受け入れてくれたえーぞうさん、ありがとうございました。そして、総合優勝の真鍋さん、おめでとうございます!西方面にお越しの際は、是非お声かけください。


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