グーグルフォトが、「3年前の今日です」と教えてくれました。
本日10.29は、2021年の現在もレースや外乗りで使っているエモンダが納車された日のようです。
「結婚したら新しい自転車買えなくなる!」と、駆け込み増車した1台です()
今改めて見てみると、コンポ中心にかなり仕様が異なっています。 誰のためになるのかよく分かりませんが、仕様の変化をまとめておこうと思います。
エモンダ 部品構成の推移
2022レース用機材について
このように一覧にしてみると、「2018年当時から変わらないのはフレームのみ」のようです。タイヤやチェーンetcの消耗品は、代替わりした製品に置き換わっているだけの部分もありますが。
2020年の変更点
2018-2021 の間に変更した部品をみると、
- 「10sからの卒業(2020~)」
- 「Retulを受けての仕様変更」
が大きく変わりました。
前者でいえば、コンポ一式がSramの10s機械式から11sのetapになりました。
そして、Retulを受けてからサドルとステム(長)が変わりました。サドルは、特に不満は無かったのですが、retulを受けた事で坐骨の幅に合ったサドルに変わったため、より快適になりました。
なお、ハンドルをエアロフライにしたのは、コロナウィルス感染拡大でレースが軒並み中止になり、憂さ晴らし?に買った物です。
どれだけ性能upに寄与しているかは体感出来ませんが、特に不満もありません。
2021年の変更点
2021-2022 変更点としては、
- 「パワーメーターをパイオニア→4iiiiに変更」
- 「ブレーキをボントレガー製→シマノに戻した」
ところです。
パワーメーターについて
パワーメーターについては、9000クランクの「剥がれ」が発生し、正しいパワー計測が出来なくなりました。
(なお、剥がれはパワーの値がおかしい事がキッカケで、メーカー点検に出してはじめて気がついたものです。もしパワーをペダル式etc別の方法で測定していたら、今でも剥がれに気がつかなかった恐れがあります。)
これについては、手持ちの9100クランクと4iiiiの片足パワーメーターに置き換えです。
ただ、9100シリーズのクランクも「剥がれ」のリスクは残っています。 他社製のクランク+ペダル式パワーメーターの方が良いのか…、悩みどころです。
なお、ペダリングモニターが4iiii片足計測に置き換わった事に関して、特に不都合はありません。 最初は半信半疑でしたが、極端な左右差が無ければ片足計測でも十分、と個人的には感じました。
ブレーキの「シマノ回帰」
これについては、重量よりも整備性を重視して戻すことにしました。
ボントレガーのダイレクトマウントブレーキについては、制動力や重量面では何の不満もありませんでした。
ただ、ワイヤー調整の調整幅が非常に狭いのが不満でした。 というか、構造的に調整を想定していないように感じます。
「広いリム幅のホイールを履くために、ワイヤーを長めに残す」が出来ません。
私の場合、平時はカンパのゾンダ、レースやブルベの際はRoval CLX50を使いますが、リムの幅が数mm違います。 具体的に何mm違うのかは測ってないので分かりませんが、幅が広いRoval仕様のままカンパを履くと、ブレーキを握ってもシューがリムにタッチさえしません。
その為、ホイールを履き替える度にワイヤーの張り調整が発生します。 この調整作業が毎回1時間近く掛かるので、来年は作業性を優先することにしました。
半日自転車乗って、帰宅後1時間も部屋で自転車弄っていたら何言われるか分かりませんので。
まとめ
「ボントレガーのダイレクトマウントブレーキは、リム幅が異なるホイールを使い分ける人にはオススメ出来ない」が今日の結論でしょうか。
念のため補足しておくと、制動力etc普通に使う分には全く不満はありませんでした。 軽量化に寄与する事は間違いありませんので、ホイールを使い分けなければ選択肢としてアリだと思います。
ディスクブレーキ全盛の時代に、「リムブレーキ車で、レースとトレーニングでホイールを履き替える人」がどれだけいるのか不明ですが、一応教訓と言うことで。
私自身、新車(=実質ディスク車)へ乗り換えたい願望はあるのですが、2019年末まで10sのコンポを使っていた私がディスク車に移行するのは、一体いつになるのでしょうか。
次のエモンダが出た頃…くらいには買い替えたいですね