機材

ディスクブレーキロード探しの旅


皆様ご承知の通り?昨年の11月末にEmondaを壊しました

修理を依頼してはいますが、破損部位の問題・シートチューブの形状や台座の設計上の問題・納期の問題を抱えております。

また、どうにか修理する方向で最大限検討をして貰ってはいますが、一方で修理が出来ない可能性も残ります。

コロナ禍で「自転車が無い」中、「修理ができない」と決まってからでは遅いかもということで、同時進行的にEmondaの後継を探し始めました。

なお、元々はリムブレーキで探していましたが、Emondaを購入した2018年と情勢は異なるようです。肌感覚的には、もう95%程度ディスクに移行しています。

 

そこで今回は、ディスクで検討している(していた)車体の紹介と、購入をする上での2022.2.6時点での納期を調べました。

同じように?自転車を探している人の為に、情報を共有・お知らせできればと思います。

なお、色とサイズは、あくまで私が希望したそれになります。

また、これは2022.2.6時点で「新規に発注した場合の納期」となります。「既にショップとして発注した製品の入荷予定」とは異なることを、お含みおきください。

 

結論から言えば、既にメーカー完売品さえ出始め、納期も数ヶ月待ちばかりです。

いまお手持ちの自転車を壊したら、色やコンポに拘ると、2月上旬にして既に今シーズン終了の危機が待っています。

次の自転車に求めるもの

私は、ホビーのヒルクライムレースにしか出ません。今後も、実業団に復帰する可能性は限りなくゼロに近い状況です。

従って、UCIの6.8kgルールは関係がありません。

実際、Emondaもレース仕様の時は6.5kg程度でした。

1gの軽量化には拘りませんが、理想を言えばEmondaと同程度。いくらディスク化したと言え、7kg後半以上はちょっと受け入れ難いなーと。

というもの、私がサブで使っている10年以上昔の元祖システムシックス(アルミとカーボンのハイブリッドフレーム)が、ペダル込み・6800アルテグラ+ゾンダホイールで7.6kgです。

同じ7.6kgであれば、そりゃ最新のフレームの方が速く走ると思います。ただ、これより更に1kg単位で重くなってくると、ホイールだけ替えてシステムシックスでレースを走れば良い訳です。少なくとも、100万円近く投資する魅力は感じません。

完成車の仕様で重いのは仕方がありませんが、せめてホイールを換えて7.2kg程度のポテンシャルは欲しい。

また、発表されてしまった以上、コンポーネントはR8050系コンポ(アルテグラ12s)搭載車が欲しいところです。

ざっくりいうと

  • フレーム:トップグレード
  • コンポ:アルテグラDi2 12s (その他、他社セカンドグレード)
  • ホイール:Bora Oneと同程度(セカンドグレード)

なお、予算は手持ちのetap11sとRoval CLX50を手放して、それプラス800Kくらいに収めたい…

以上の条件をベースに、候補を4車種に絞りました。

Cannondale SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra Di2 (51)

完売。入荷予定なし。

のっけから来ました。

51のDeep Tealカラーは、メーカー在庫完売。というか、Himodシリーズデュラ含めて全てメーカー完売とのこと。

購入候補の筆頭でしたが、色が選べないどころか、Himodが全てメーカー完売というパワーワード。(サイズ違いはわかりません)

もしショップで店頭在庫があれば、それはショップが発注した分だと思われます。もしくは、ユーザー発注後のキャンセル分でしょうか。

購入希望であれば、その場で即決レベルの決断力が求められます。

なお、今年のラインナップは、アルテグラが2色から選べる以外「デュラエースはガンメタグリーン、etapはラベンダー」のように、コンポで色が固定のようです。

色的にはデュラのガンメタグリーンが好きだったのですが、予算的に無理でした。まあ、そもそも完売しているので買えません。

 

なお、2022年モデルは、フレーム売りは無いようです(web上では、2021年のEFチームモデルのみ選択可)。

2022年のEFチームレプリカモデルが発売されれば、是非とも欲しいのですが…

Bianchi Specialissima SHIMANO ULTEGRA Di2 12SP DISC (53)

53完成車 納期

  • Black Carbon(黒)/GREENISH BLUE(緑?青?) 2022.7月
  • CK16(チェレステ) 2023.1月

53フレームセット 納期

  • Black Carbon(黒) 在庫極少 これを逃すと、2023.3月
  • CK16(チェレステ) 2022.3月
  • GREENISH BLUE(緑?青?) 2023.1月

個人的にはGREENISH BLUE(緑?青?)を狙っていたので、完成車を発注するとして、最短7月となりそうです。

ただ、予定は予定との事なので、7月中に届くのかは…?

 

懸念としては、本製品はFSAのACR規格を採用しており、ブレーキワイヤー内装のハンドル・ステムしか対応していないことでしょうか。(これは、メーカーに問い合わせた公式見解です。何か抜け道・裏技があるかは分かりません。)

そして、FSAの同ステム120mmの在庫は、sold out。入荷も未定。

つまり、完成車/FSに付属してくるステム(53size→100mm、55size→110mm)で、ポジションを合わせるしかありません。

私の場合、53がemondaとほぼ同じジオメトリーなので、本来ピタリ一致のポジションで乗ることができます。

しかし、換えのステムが購入できないので、当面ステムが20mm短くなります。

コロナ禍というイレギュラーとは言え、ステム長を20mmも変更できない(かつ、変更の見通しが立たない)のは痛すぎる…

 

そもそも、この手の独自?規格は、長い目で見た時にパーツの供給面でリスクを背負います。もし企画が変更になったり、生産終了後にその部品が破損したら、その時点でフレーム毎終了になります。

1秒の世界で戦うプロにとっては有効な仕様も、アマチュア目線で見た時にそれがメリットなのかは、意見が分かれるのでは無いでしょうか。

TREK Emonda SLR (52)

52フレームセット 納期

  • Project Oneで発注して、凡そ150日

今乗っているEmondaから、ディスクのEmondaに乗り換えるパターンです。

試乗した第一印象は、(当たり前かもしれませんが)今のEmondaと似た感覚でした。

よく言えば安心。悪く言えば目新しさは感じません。

なお、購入する場合は先のemondaの補償で購入することになるため、フレームセットで購入することになります。

よって、完成車の納期は調べておりません。フレーム単体でこの納期ですから、完成車も相応に待つものと想像します。

Specialized S-WORKS AETHOS Di2 (54)

54 完成車 納期

  • 完売。入荷未定

フレームセット 納期

  • 一部カラー除き在庫あり

フレーム630K、コンポ280K、ここまでで既に910K。ここにホイール・ハンドル・サドルその他。

パーツも、汎用品で組み立て可能ですので、自由度は高いです。好みの製品を使用できます。

とはいえ、価格…。一応調べてはみたものの、そっとPCを閉じました。

 

また、昨年夏に同社の取扱い店舗が大幅に減少しましたのは、記憶に新しいと思います。

そして、ユーザーでフレームやホイールをセミオーダーのような形で選択し、好きなショップに配送してもらうサービスが展開されています。

これは、(私の知る限りでは)同社のみのサービスだと認識しています。

加えて、同社とライバルのT社は、ここ最近直営店を各地に次々とオープンしています。

これ以上は、私の妄想レベルになるので記載を控えますが、このメーカーを選ぶのであれば直営店と付き合っていくのがセオリーになっていくのかな?と思います。

直営店がダメって事はもちろんありませんが、自転車の面白さの一つである「カスタマイズ性」は失われていくのかな?と。

せっかく、汎用部品で構成されている同車体なのですが。

まとめ 割と本気で詰んでます

今のところ、最短で入手できるのはBianchiのSpecialissima完成車となります。それでも、2022.7月(予定)。加えて、ステム長が足りません。

なお、常時では触れませんでしたが、R8050のグループセットについても納期は2022.8月以降。

クランクのチェーンリング単品はもっと先(具体的な日付は不明)でしたので、もし好みのクランク長・歯数の在庫があれば、とりあえず確保するぐらいの勢いで丁度良さそうです。

170mm長の50-34は、各ショップ発注分の在庫が数セットある印象でしたが、それ以外(特にクランク長違い)はかなり厳しいのでは?

 

また、これは予算に余裕があればですが、別のコンポ(11s機械式etc)が組み付けられた完成車とR8050を同時に購入して、納車前に組み替えてもらう方が納期は圧倒的に早いと思います。

(実際、Specialissimaの11s機械式変速の完成車であれば、ちらほら展示在庫を見かけます)

私も、サイズの問題がなければ「その手」も検討するのですが…そこまでする気概もなく。

 

一通り調べた結果、どの道もそれなりに茨の道となりそうです。

こんな時に焦って選んでもロクな判断が出来ませんので、一先ずはEmondaの修理を待ちたいと思います。

Emondaに乗る事が、私にとってはベストなのです。


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