個人的には、9/11の志賀高原ヒルクライムで、2022年の自転車レースシーズンが終わりました。当初、2022年の目標は
- ハルヒル:年代別優勝
- 富士ヒル:65分切り(ゴールド)
- 乗鞍:58分切り
でした。
そして、結果から言うと富士ヒルは17秒足らず未達成。ハルヒルと乗鞍は、コロナ感染拡大に伴う中止・参加自粛のリスクを考慮し、未エントリーとなりました。
両大会の代わりに?出場した志賀高原ヒルクライムは、総合5位。昨年からの目標には含まれていませんでしたが、狙った総合3位以内はならず。
改めて文字に起こしてみると、納得いく結果を残すことが出来ない1年でした。
そんな1年の振り返りと、2023年の目標です。
2022年 良かったところ
朝練を習慣化できた
週1~2回程度ですが、朝練は習慣化する事ができました。
3月迄は、娘の保育園が無かったので出勤時間ギリギリまで朝練が出来ました。ところが4月以降娘の保育園が始まったので、娘が起きるまでしか朝練は出来ません。
自ずと終了時間は早まります。もっというと、3月以前の「朝練開始時刻」が、4月以降の「朝練終了時刻」でした。
それでも、起床時間を前倒ししてでも(なんとか)半年続けられました。
「強い人は、頻度・時間をもっとやっているよ」というのは重々承知していますが、自分の中では良かったなぁと思います。個人的には、一番進歩した気がします。
練習量は(さほど)問題にならなかった
年間を通してCTLは50程度を行き来していましたが、練習量が「全く足りない」とは感じませんでした。
実業団レースを転戦する人・チャンピオンクラスで優勝争いをしたい人であれば、もっと練習が必要だと思いますが、ただ、ホビーレースで遊ぶ程度であれば、これくらいでも「なんとかなる」と分かったのは、良かったと思います。
一方、前述したとおり目標は軒並み未達成に終わりました。それには練習量も影響していると考えています。
よって、「今年の練習量は十分だった」とは思いません。あくまでも「工夫すれば、これくらいのボリュームでもホビーレースで遊べる程度の体力は維持できる」という話。どこまで目指すかと言う意味で、何方かの参考になれば、と。
2023年に改善が必要なこと
絶対的なパワー不足
ヒルクライムレースにおいて重要な、20分・5分・1分・60分それぞれのパワーについて、「年初から右肩上がり」とはなりませんでした。(上記は、個人的にヒルクライムレースで重要と思う順で列挙しました。)
それぞれのベストパワーは
- 20分:296w 4/30 (Zwift)
- 5分:325w 1/2 (実走)
- 1分:476w 7/16 (実走)
- 60分:261w 6/12 (富士ヒル)
で記録しました。(体重は、いずれも60kg±2kg程度)
まず大前提として、ココを全体的に底上げする必要があります。そうでなければ、来年の目標も(よほど目標の基準を下げない限り)また未達になるだろうなと思います。
具体的には、とりあえずデータが残っている2018年以降のPBを目指そうかと。
その上でいうと、20分と5分のベストがレースシーズンの遙か前に来てしまったのはダメだったと思います。個人的には5分パワーが調子の目安になるため、1/2をピークに春→夏と季節が進むにつれて尻すぼみになってしまったのは、来年の課題です。
パワーが春以降尻すぼみになったのは、4月以降朝練の量が、上述した保育園のために減った事が影響したように思います。
練習総量が足りなかった
「よかったところ」と若干矛盾しますが、総ボリュームをもう少し増やしたいと感じました。
練習・レースどちらも全体的なスタミナ不足を感じたのと、調子の波が大きくなると感じたからです。個人的に、今年はピークの波が凄く尖っていて、好調が持続しなかった感覚が有りました。
もっと基礎体力を向上させることで、ピーク値の頂点の高さは仮に同じ位置でも、その前後の上がり下がりをなだらかに出来ないか?と思っています。仕事・家事・子育てをしていると、練習したい日に練習出来るとは限らないので(やれよっていう話なのですが)、「1回の練習が調子に与える影響を小さくしたい」というのが、狙いです。
CTLを上げる事を目的にはしませんが、来年はおよそ55~65くらいで推移出来るように管理していければなぁと。
2023年の目標
レースの日程が出ていないので正確には後日記載としますが、ハルヒル年代別優勝と富士ヒルゴールドを目指したいです。娘の誕生日が6月の頭なので、富士ヒルは2週目であれば出たい。
なお、8月や9月に目標レースを設定すると、真夏の暑い時期にトレーニングをしなければならないので、来年は7月末くらいでシーズン終了もアリかな?と考えています。本当は乗鞍や赤城山も久しぶりに大会として走りたいのですが…
まとめ
気候も良くなってきたので、当面はサイクリングを楽しみたいと思います。あとは、「ヒルクライムで速いのはどっちか?」シリーズのネタが幾つか溜まったので、それの検証。来シーズン以降の、機材選択の参考になるようなデータが取れればいいなあと。
今年はたいして練習をしなかったので、オフを設けなければならないほどの疲労蓄積はありません。休みすぎて体力が落ちると取り戻すのが大変なので、10月のジャパンカップが終わったら本格的に練習を再開したいと思います。